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Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド
リリース7.0
E05172-01
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Oracleスキーマの変更

Cache Connect to Oracleには、CREATE、DROP、ALTERなどのアクションが原因で発生したOracleデータベースでのスキーマの変更を検出するメカニズムがありません。Oracleスキーマに対して変更を行う必要がある場合は、次の手順を実行します。

  1. DROP CACHE GROUPを使用して、変更対象のOracle表をキャッシュするすべてのキャッシュ・グループを削除します。
  2. キャッシュ・エージェントを停止します。
  3. 必要な変更をOracleスキーマに対して行います。
  4. CREATE CACHE GROUPを使用してキャッシュ・グループを再度作成します。

Oracleデータベースでスキーマを変更する前にキャッシュ・グループを削除しなかった場合、元のキャッシュ・グループでの処理(AUTOREFRESHなど)が失敗するか、または誤ったセマンティクスで成功する場合があります。

増分AUTOREFRESHで、Oracle表の切捨てを検出することはできません。Oracle実表を切り捨てる場合は、次の手順を実行します。

  1. ALTER CACHE GROUP文を使用してAUTOREFRESH STATEをPAUSEDに設定します。
  2. Oracle実表を切り捨てます。
  3. WHEREまたはWITH ID句を指定せずにREFRESH CACHE GROUP文を使用してキャッシュ・グループをリフレッシュします。

キャッシュ・グループをリフレッシュすると、自動リフレッシュ処理が再開されます。


注意: キャッシュ・グループ内のTimesTen表を切り捨てることはできません。


注意: キャッシュ・グループがAWTの場合は、そのキャッシュ・グループを削除する前に、すべての保留中の更新がOracleに適用されていることを確認します。ttRepSubscriberWaitプロシージャを使用してください。